受講生の声

鍼灸師/佐保田満美

鍼灸学校在学中にも様々な美容鍼を学ばれ、何かが足りない!と思い当協会を訪ねました。
表情筋レベルでは解決しない、そしてシニア対象の美容であればリスク管理がまだまだ足りないと確信し、当協会での受講に至りました。

なぜ当協会で受講を決められたのでしょうか?

私は美容鍼灸が大好きで、学生の時から多くのセミナーや講座に参加してきました。
都心の学校だったので、幸運にも有名な先生方に直接指導頂ける機会がたくさんありました。
しかし、どのセミナーでも「美容鍼灸」というと、顔に刺す鍼の技術だけが取り上げられていることに物足りなさを感じていました。
表情筋だけでの説明で刺す、力ずくで刺す、引き上げる事だけの美容鍼灸、内出血へのリスク管理も納得いくものがございませんでした。
たくさん打てば結果になるの?
たくさん打って血流が上がれば顔は腫れる事で見た目が一瞬変わるだけなのでは?
と疑問に疑問が重なってしまいました。
鍼灸師としてのエゴでお客様本意になれていないのでは?
もちろん顔だけに鍼をしている先生がほとんどではありませんでしたが、因果関係が曖昧に感じる事がほとんどでした。
そんな時にたまたま出会ったDVDが「堀口三恵子先生から学ぶ美容鍼の7つのポイント」というDVDでした。
体のバランスから顔を変えていくという考え方にとても共感でき、即個人講習を申し込みました。

学んだ事で一番重要だった事は何だったでしょうか?

私が思っていたモヤモヤ…「美容鍼」そのものが全身から考えるべきものだと再確認したことです。
思った以上にレベルは高く、皮膚分析や食事指導の講義とまんべんなくして下さり、技術指導も細かく充実しました。
解剖生理学の基本に立ち戻る事で、美容鍼として好ましいリスク管理や止血の方法があることでようやく自分での判断にも有効な知識となりました。
また、堀口先生のオリジナルの優しい刺鍼法や散鍼法は顔面部に負担が少なく効果が高いものでした。
なにより現場で使える技術と自信になったことです。
堀口先生の技術が一流なのは言うまでもなく、スタッフの皆様も専門知識技術水準が高いです。
「コウ式美容鍼」を身に着けた鍼灸師であれば美容鍼灸を専門に勉強したくなってしまうほどに自信がつくと思います。

学んだ事をどう活かしていこうと考えられていますか?

私は女性で更年期の体験者です。
シニア年齢層の鍼灸治療に重点を置いております。
シニア世代の女性でも若い人と同じように美容についての関心度は高く、お顔がスッキリすることで体調が改善した例もあります。
コウ式は体の変化を顔の変化に繋げて考えることができるので、シニア層の美容施術やマイナートラブルには相性が良く応用の幅が広いと『考えております。
今後はシニア女性にターゲットを絞り、コウ式を基礎にし自分なりの美容鍼灸も追及していきたいと考えております。
美容と体のバランスがうまくコントロールできるような鍼灸院を目標に研鑚を積みたいと思っています。

最後に、これから美容鍼灸を勉強しようと考えている方には是非
コウ式からスタートしていくことをおススメ致します。
体全体からアプローチするという基本的なこと、そして鍼灸疾患の基礎メニューが構築できるようになりますよ!!