堀口三恵子美容アカデミーとは

ここ近年で「美容鍼」「美容鍼灸」という言葉を多く目にするようになってきました。 化粧品やファッションもファストファッションと呼ばれるものが現れ 低価格のものから、従来のハイブランドなど多様化し自由に選択できるようになりました。 鍼灸治療も従来の古典的な治療からオリジナリティを追究し、 お客様のニーズに答えていく時代に移り変わってきました。

顎関節治療が美容効果の鍼灸治療の出発点でした

堀口三恵子美容アカデミーの発足並びにコウ鍼灸治療院の歴史は今から 約25年前、クリニック勤務をしていた頃に遡ります。 内科、皮膚科、人工透析、小児科、ダイエット外来などの科目から医師の診断により薬剤の関係性を踏まえた疾患治療と鍼灸の有効性について研鑽を積んで参りました。 クリニック内に訪れる顎関節症状を訴える方々の施術をしている中で 「口元のシワが薄くなる」「口元のニキビが減る」「リフトアップした」「顔色が明るくなった」などの美容としての効果を感じられるというお声を多く顎関節治療から美容としての施術を希望される方が多く、ここから美容効果を鍼灸治療として行うようになってきました。

女性ホルモンの及ぼす美容トラブルなどの理論を明確化しています

その後、女性のライフサイクルの変化からくる婦人科疾患にも着目し 女性ホルモンの及ぼす美容トラブルなどの理論の構築、 歪みが及ぼす美容障害を堀口が兼ねてから行ってきた操体法を「美容筋膜操体」と体系化しました。 初学者でも理解できるように明確化し、 美容鍼のメニューとして確立し、メニューとして提供するようになりました。 その後、雑誌やテレビ、新聞等で取り上げて頂く機会が増えていきました。 「美容鍼」という言葉がなかった時代から一気に鍼灸治療、その他多くの手技療法等が、 美容としての施術を繰り広げるきっかけとなっていきました。

最小の刺激で負担のない美容鍼を追求してきました

クリニックの時代の鍼は今のようなセイリン社製J-15などの細い鍼などなく、 太くて長く、内出血や痛みのリスクをいかに管理、回避できないかの リスク管理を啓蒙する活動も各セミナーや専門学校、個人講習で行っていくようになりました。 美容目的でいらしたお客様に対し不快感や不安を与えてしまうことを感じていたため 出来るだけ最小の刺激で、出来るだけ数を減らし負担のないように考え、 徹底的に皮膚科学を追究し、美容トラブルを引き起こす体の癖や姿勢、運動習慣、食事、 様々な視点から考え、操体法や運動療法を組み合わせたより現実的で理解しやすいカリキュラムを編成し、美容鍼灸の世界では今までになかった方法として話題を呼び、コウ鍼灸治療院を開設した後の数年後に 数々の専門学校の学生の方々からのご要望で現在ある美容鍼個人講習会へと発展していきました。 母校(東京医療専門学校)での特別授業での講義を皮切りに、 同校教員養成科 日本鍼灸師会臨床学術大会において医師と共に学術発表を行うほか、 全国の専門学校の特別授業や、北海道立、国立理療教育機関(盲学校)において 研修講座などを担当し、次々と講師というポジションを担うようにもなりました。

総合的な美容鍼の・・・

近年は、より効果を、より安全に、より美しくなれるように、よりクライアントのニーズに沿えるように、ベーシックな美容鍼コースに加え アドバンスコースを設けることにいたしました。 ここではオステオパシー医学、頭蓋骨理論、筋膜fascia理論、電気生理学、経穴応用学、など臨床上よくあるけれども対処の仕方がわからな症状や長引く症状などの解決しづらかった部分を納得に近づける内容にいたしました。

臨床歴の長い先生も受講されています

現在の個人講習を受けられている方は延べ人数50名ほどです。 受講するほとんどの方が今まで美容鍼をやってきたけれども、 今以上の結果が出ない、学んできたつもりだったなど、臨床歴の長い先生方が多く訪れます。 経験を積んできたからこそ、ぶち当たる壁は幾度もありました。 もっともっとクライアントのニーズに答えたい、迷いや不安は当然です。 今何を学べばいいのかわからない、苦手を克服したい、強みを増やしたい方に足を運んで下さると幸いに存じます。

~美容施術を行うものの心得~

「美容」という言葉が付くと色物商売に思われがちであったり、方便であるなんて思われたりしがちですが、 決してそうではありません、 この看板の重圧は月日が経つごとに感じてくるもので 人は必ず年を重ね老いていきます。 そして、元来の悩みはエスカレートし、多様化した情報の中に取り残されてしまう状況を作ってしまっています。 セラピスト、美容家、治療家たちの責任のなさだと感じております。 クライアントの「コンプレックス」、真の部分に向き合わなければなりません。 知識、技術は何百種類と手段としては持っていて損はありません。 その中で変わりたいと思うクライアントさんにどう喜んでもうらのか、 たくさんのお店が競い合う中で、競わずしても戦えるようになりましょう。 たくさんの方が「ここに来てよかった」と思えるサービスを提供できるように 皆様と共に成長していきたいと感じております。